いつまでも一緒に楽しく過ごせると思っていた彼氏に、ある日突然言い渡された残酷な「なんか飽きてきちゃったんだよね」という言葉。
けれど、悲しみに暮れて過ごすのはちょっと待って。
あなたから気持ちが離れてしまった彼の心を取り戻す方法は、実はとても簡単だということをご存じですか。
今回は、難しく思いがちなその対処法についてお話しをしましょう。
男性の恋愛心理で彼女に飽きる時期はいつ頃から?
男性が彼女と付き合っているなかで、「飽きてきちゃったな」と感じる時期はあるのでしょうか。
実は、2人の関係性がどのようなパターンであっても、もともと人間がもっている「傾向」によって、どうしても飽きがきてしまうことってあるのです。
それは、フェニルエチルアミンという成分がポイント。この成分が脳内から分泌されているうちは、気持ちが高揚し続けていられます。
フェニルエチルアミンは、実はチョコレートにも含まれています。
仕事や遊んだあとなど、疲れていると感じるときに「チョコレートを食べたいな」と思ったことはありませんか?
チョコレートをひとかじりすると、「あ~幸せ~」などというような気持ちになるのは、そういった作用があるためです。また、この成分は恋愛ホルモンとも呼ばれていて、恋愛の初期に多く分泌されているる成分になります。
この成分が減ってくることで、恋愛感情も次第に落ち着いてきて、それが「飽き」という感覚になってしまうのでしょう。では、この成分が減ってくるのはだいたいいつ頃なのか、気になってきますよね。
フェニルエチルアミンが減ってくるのは、恋愛が始まってから3カ月頃からはじまり、3~4年かけてなくなっていきます。
カップルで多くやってくる「飽き」は、だいたいが3カ月頃で、3~4年も経つ頃には倦怠期に陥っているカップルも少なくはありません。
彼氏に飽きられた時のサインはこれ
どうあがいても永遠に分泌することのできない「フェニルエチルアミン」。
男性に限らず女性だってその分泌が減ってくるわけですが、これが減ったことによって相手に対して「飽きた」と感じた場合、自分だったらどうだろう?とまず考えてみてください。
おそらくですが、ほとんどの男性も女性も行動パターンに大きな違いはないはずです。
では、「飽きちゃったよ」というサインについて具体的にあげてみましょう。
・連絡頻度が減るのは飽きのサイン
恋愛において一番わかりやすいのが「連絡の頻度」です。
2人の恋愛が始まったころは毎日あった連絡。それが1日のラリー回数が減り、さらには週に何回・・というように数えられるほどにまで減ります。
・デートの回数まで減ってしまう
連絡が減ってくるよりも若干遅れて現われるのが、デートの誘いが減ることです。
連絡が減るということは、会いたいという衝動も落ち着いてきてしまっているので、デート回数も自然と減ってしまいます。
・あなたの話しに無関心になる
あなたに対して興味が沸かなくなってくると、あなたの話そのものにも興味が持てなくなっていきます。
「へ~そうなんだ」「あはは」というような相づちが増えてくるようになるでしょう。
また、話しを広げるような問いかけなども減ってくるので、「最近会話がドライだな」と感じたら彼があなたに飽きを感じ始めたサインです。
・「忙しい」というようになる
男性特有ともいえる「忙しい」という印籠ワード。
それさえ言えば、女性が理解してそれ以上責めてこないことをわかっています。
実際に忙しい男性なら、忙しさをアピールしてきませんが(そんな時間すらありません)、連絡しないことを責められたくない男性ほど「忙しくてさ~」を連呼します。
・スキンシップを避ける
今までなら手をつないで歩いていたのに、最近手をつないでこなくなった・・・なんてことはありませんか。
もし彼氏が手をつながなくなったり、髪をなでなくなったりしたのであれば、それは「キミに飽きちゃった」というサインかもしれません。
彼氏に飽きたと言われた時にまずやるべきこと
残念ながら、彼氏に「飽きちゃった」とド直球を浴びた場合、あなたは真っ先にやるべきことがあります。
そのド直球を、まともに食らって瀕死の状態になっている場合ではありませんよ。
彼女などのパートナーに飽きてしまった男性は、簡単にいえば「ドキドキがなくなってつまんない」と感じている状態。要するに平和を感じてしまっているということ。
ですので、あなたがやるべきことは、その平和をぶち壊すということなのです。実際にどんなことをやったらいいのかをお話ししましょうね。
もし、「飽きちゃった」といわれたときには「そうなんだ、わかった」と返事をしましょう。別れを提案する必要もないですし、あなたが怒りや失望感に任せて暴言を放つ必要もまったくありません。
そして次にすることは「一切の連絡を絶つ」ということです。もし今まで決まった時間に連絡をいれていたのなら、それをやめましょう。
SNSでつながっていたとしても、コメントを入れたり「いいね!」をするのも一切やめてしまうのです。
彼は自分で言ったことなのに、彼女から実際に距離を置かれたことで、次第に寂しさを感じるようになります。
「飽きた」といったことで「わかった」と返事をされ、一体なにをわかったんだろう?別れると思ったんだろうか?このまま終わりになるのかな?彼女はどう思っているんだろう?と、いろんなことを考えるようになります。
実はこれが大切なポイント!
「飽きた」といわれたことで一番ショックを受けるのはあなたなのですが、あなたの潔すぎる行動によって、逆に彼のほうが不安な気持ちになってしまうのです。
さぁ、こうなってしまえば時間の問題ですよ。彼は四六時中あなたのことを考えるようになるでしょう。
彼氏に飽きたと言われた時にやってはいけないこと
彼氏から「飽きた」といわれたとき、とても当たり前なのですが、ものすごくショックを受けますよね。
飽きたなんて言葉を人に向かって言うことなんて、そうそうないですし、言われることも同じくらいないことですものね。
それなのに、実際に彼氏から言われてしまったのだとしたら、不運のなにものでもないのですが、だからといって感情をぶつけるのはご法度です。
「よくそんなことがいえたね!」「ひどい!」といいたくなるのもとてもわかります。
けれど、言った側の男性はそんなこといわれようものなら「彼女に飽きた」→「彼女がキレた」→「めんどくさい」という思考になってしまうのです。
自分勝手としかいいようがないのですが、そんな風になってしまったら「別れ」へと一直線になってしまいます。別れたくないのなら、ここは大人の対応が求められますよ。
そしてもうひとつ、やってはいけないことがあります。
それは共通の友人知人に「彼氏に飽きたっていわれちゃった」などと、言いふらして歩くこと。
SNSで悲しい気持ちを表現して投稿するのも、控えるべきでしょう。あなたのその行動を知った彼氏は、よりいっそうあなたと距離を置くようになるでしょう。
飽きた対象の女性がそのような行動をとっても、彼氏の情を引き寄せるどころか、余計に気持ちが冷めるだけにしかならないのです。
彼氏に飽きたと言われた時に心を取り戻す対処法まとめ
飽きたなんていう言葉を言われたら、心はズタズタになるでしょうし、自分に対して自信を持つことすらも難しくなりがちです。
けれど、それは彼氏に限らず人間なら誰もが持っている傾向として、あまり重たく受け取らないのが賢明です。
「いまはどうしてもそうなっちゃうのは仕方ないこと」と受け入れ、ジタバタせずに「そうなんだ」と受け流しておきましょう。
そのうちあなたのステキな魅力を再認識して、戻ってくるはずです。