復縁を考えている人のうち、振った側なのか降られた側なのかでもアプローチ方法は異なってくるものです。さらに女性なのか男性なのかによっても、復縁の成功率は変わるものなのか、気になってきますよね。
そこで今回は、別れて1カ月たったときの男性の心理状況を交えながら、それぞれの立場のアプローチについてお話しをしていきましょう。
女性が振った場合の別れて1ヵ月の男性心理は?
好きな彼女から別れを告げられて、別れることになってしまった男性の立場の場合について説明をしていきましょう。
気持ちがまだあるにもかかわらず、相手の気持ちが離れてしまったことによる別れを迎えた場合の1カ月は、男性にとってはまだ傷が癒えていないことが多いでしょう。
女性よりも、比較的気持ちの転換がスローテンポな男性は、自分の気持ちが割り切れていないうちは非常にどんよりとしているものです。
これは客観的にはわからないもので、“人様にそんな姿は見せられない”という男性ならではのプライドも働くため、外からみてもそういった気持ちが表には出しません。
ですので、表向きは笑顔が多く、これまで通りの仕事ぶりや生活ぶりをしているのですが、心の内側はどしゃ降りの大雨が降っているのです。
「顔で笑って心で泣いて」。まさしくそんな言葉がぴったりなのが“振られた立場の男性”なのです。
そんな男性ですが、元カノに対してまだ気持ちを吹っ切ることができていないのがこの1カ月ですので、「復縁したい」「でも振られた立場だし・・・」の気持ちを行ったりきたりしています。
女性が振った場合別れて1ヵ月で復縁する方法
女性側から男性に対して別れを告げ、その結果ふたりが正式に別れることになった場合のお話しをしてみましょう。
この場合の復縁方法は、男性の性格によるところが大きいといえるでしょう。
男性がおおらかな性格である場合には、たとえ自分のことを振った女性であっても、その女性のことをまだ「好きだ」という気持ちがあれば復縁の話しを持ちかけられたときには、喜んでその申し出を受け入れる人が多いといえます。
ですから、振った立場の女性が「やっぱり元彼がいい!」と復縁したくなったのであれば、元彼の性格によっては復縁にOKを出してくれる可能性はとても大きいです。
このような元彼の場合、別れてから1カ月たったとしても、「あなたと別れて後悔した。やっぱり忘れられない」というように、思っていることを素直に伝えましょう。素直な気持ちがしっかりと伝わるのもこの男性のパターンですので、復縁することは決して難しいことではありません。
では、おおやかではなく白黒はっきりしているような性格の男性の場合はどうでしょうか。
復縁したいと申し出ても、おそらくそういった性格の男性であれば、復縁の申し出にすぐにはOKは出さないといえます。
「少し考えさせて」というような返事が返ってきて、しばらく待たされることも多いでしょう。また、自分を振った女性に対して、振られた立場の男性から復縁のアプローチをする場合には、注意が必要だということを男性は知っています。
振った女性は「自分を振る理由」がきちんとあるということを知っているので、利口な男性はその理由が手付かずの状態でいるうちは、女性に対して復縁のアプローチはしてきません。
自分が振った男性からのアプローチは、1カ月程度のうちはまずないと考えましょう。あったとしても、問題解決が先延ばしにしていることが考えられますので、気をつけましょう。
女性が振られた場合の別れて1ヵ月の男性心理は?
男性がつき合っている女性を振るには、よほどの理由があるといえます。
「彼女が他の男と浮気をした」「浮気とまではいかないが、自分以外の男とふたりで会っていた」「彼女の言動に傷ついて嫌気が差した」「彼女のなにかしらの行動に腹が立った」などなど、別れを選ぶ理由は人それぞれです。
相手のことをいやになって別れを切り出したわけですから、1カ月程度ではテコでも気持ちは変わらないでしょう。
男性は自分が振った女性に対して「しっかりと変わってくれていないと復縁なんて無理だ」と思っている場合と、「オレに振られたことで、オレの存在の大きさに気づいたか?!」と若干の期待をしている場合があります。
前者の場合はなかなか手ごわく、振った彼女のことに対していら立ちの気持ちがあったり、ジャッジメントする“上から目線”になってしまっていることもあります。
要するに、もう一度振った彼女を受け入れるような心の余裕も優しさもない、ということがいえるのです。
後者の場合だと、少し希望が持てる部分があります。
自分の存在の大きさを相手に知ってもらいたい、という考えがありますから、それが叶えば復縁もやぶさかではないと思っているからです。
いずれにせよ、女性が振られた場合の男性心理としての1カ月は、まだ感情が高ぶっている時期なため、精神的ゆとりはないといえます。
女性が振られた場合の別れて1ヵ月で復縁する方法
好きな彼氏に振られた場合、その原因がけんかによるものであれば、別れてから1カ月たったとしても復縁できる可能性は比較的高いといえます。
けんかに陥ったときは、ふたりとも興奮状態になっているため、冷静な判断力に欠けています。
勢いで「別れてやる!」といわれることもしばしばありますので、とにかくけんかが発端で別れることになったのであれば、「あのときはごめんなさい」と切り出すといいでしょう。
男性によっては「ごめんってなにが?!」とけんかをふっかけてくるかのごとく、不機嫌そうな返事をしてくることもありますが、ここでめげたり応戦したりするのは失敗を誘います。
ただし、やたらと「ごめんなさい」を連発して謝りすぎるのも、男性の神経を逆なでするので逆効果です。「なにもわかってないだろう!」と怒りを誘ってしまうことにもなりかねませんので、「ごめんなさい」は最初の1回で十分です。
では、けんかなどではなくて振られた立場の女性になんらかの原因があって、そのことによって彼に振られてしまったのであれば、1カ月で復縁するのは簡単ではありません。
1カ月でその原因を克服、または解決してきれいさっぱりとなっているのであれば、そのことが相手にしっかりと伝わっていなければ復縁は無理です。
それに、1カ月程度では相手の感情はまだ落ち着いていないことがほとんどですので、たとえ問題が解決したとしても復縁を持ちかけるのは「時期尚早」となるでしょう。
それでもやっぱり1カ月でどうしても復縁がしたい!それほどカレのことが大好き!というあなた。
決して可能性はゼロではないことを、ここで言っておきましょう。
ゼロではありませんよ、可能性は間違いなくあります。しかし、別れてからすぐに問題解決に動きだして、その姿が彼に伝わっている必要があります。
努力の上にさらに努力が必要になる、ということなのです。そこまでの「愛」があれば、1カ月でも復縁はできると断言しておきます。
別れて1ヵ月の時の男性心理は?振った側、振られた側のアプローチまとめ
女性が彼氏を振った場合、女性からのアプローチで復縁ができる可能性やその逆のパターンなどをお話ししてきました。それぞれの付き合いのなかでの問題解決や、性格などもよく考えて復縁のアプローチをするのが何よりも大切です。白黒タイプの男性には、1カ月程度でのアプローチは時期尚早となりやすくタイミングが大切といえるでしょう。どちらにせよ、別れてからの1カ月は今後のあなたを強く印象づけるものとなりますので、大切に過ごすようにしましょう。