決定的なトラブルが理由なのか、性格の不一致が理由なのか、夫婦というかたちをとりながらも実は別居状態ということは決して珍しくありません。

わたしたちが想像する以上に、「夫婦のかたち」は非常にさまざまです。

夫との会話を直接することもないような、「会話なし家庭内別居」という状態は、今後も改善することはないのでしょうか。

どうにか家庭内別居を解消したい方必見!幸せになるための方法をご紹介していきます。

なぜ家庭内別居になってしまうのか?家庭内別居が増えた理由はこれ

家庭内別居にいたるまでには、いろいろな出来事があったことと思います。

もちろんそうなる以前は、多少の不満がありながらも夫婦の時間も楽しく過ごせたでしょうし、「家族」としての協力も惜しまなかったのではないでしょうか。

夫への不満を抱き、それが改善される様子もないような場合や、どちらが悪いというわけでもなくお互いのプライベートな時間がなくなって一緒に過ごすことに意味を見出せなくなった場合。

または、耐えうることのできる範囲のDVを受けている場合などさまざまですが、家庭内別居に至ってしまった理由はいったいどういったものなのかいくつかあげていきましょう。

・経済状況を考えたパターン

いま家を出て生活するには済的に不安を抱えるような状況だと、ひとまず同じ場所で暮らして家庭内別居を取ることがあります。

・子どもへの影響を考えたパターン

いろいろな理由があり離婚をしたいと思っていても、子どもがまだ小さい場合の心への影響や、母子家庭や父子家庭だと進学に影響があるなどの場合に、離婚の時期を先送りにして家庭内別居を選ぶことがあります。

・まずはストレスなくすごすことを選択したパターン

離婚も視野にいれつつ、まずは客観的にとらえるために夫婦というスタンスを崩さずに、家庭内別居を選ぶことがあります。

家庭内別居を解消して仲直りする前にやることはこれ

離婚を考えるまではいかないけれど、まずはお互いに冷静になるために距離を保つ。

そのための家庭内別居だとしても、時間の経過とともに以前のような関係に戻ることが難しくなってくる場合もあります。たとえば、家庭内別居中に夫には夫の時間の使い方が構築されていき、妻には妻の時間の使い方が構築されていきます。

こうなってくると、どちらかに「夫婦として前のように生活をしたい」と思っているのであれば、“すりあわせ”をすることが困難になってくるのです。

もし、家庭内別居のまま老後まで過ごし、そのままお墓に入るのを良しとしているのであれば、解消する努力は不要なのかもしれません。

しかし、将来的には笑顔のある家庭で生活をしたいと願っているのでしたら、行動に出る前にまず「やっておきたいこと」を押さえておくといいでしょう。

以前までの自分を思い出してみる。

家庭内別居に至った経緯を、少し気分が悪くなるかもしれませんが、思い出す作業が必要になるかもしれません。

「あの言い方はよくなかったな」「あのときの自分の行動は直したほうがいいな」など、気づくポイントがあったら、仲直りをする前にまずはそこを意識するようにしましょう。

ほじくり返さない。

ネチネチと過去の出来事が口からついて出てきそうであれば、せっかくの冷却期間である「家庭内別居」も水の泡になります。

昔のことをほじくり返さない強い信念があるのか、自分に問いただしてみましょう。

家庭内別居を解消して復縁するきっかけになるものはこれ

家庭内別居から夫婦関係が改善して、復縁するきっかけになるものって何だか想像がつきますか。

それは「イベント」の場合が考えられます。

子どもに関するイベントでいえば、誕生日や運動会や発表会といった成長とともに子どもの変化を目の当たりにするものでしょう。または、親類や友人関係の結婚式に夫婦そろって出席するような場合もありますね。

エネルギーがポジティブな物事には、必ずといっていいほどポジティブな記憶が関係します。

「楽しかった」「幸せだった」「うれしいな」などのように、その当時の記憶が脳のなかのどこかからやってきて、その当時の自分がフラッシュバックしてくることもあるでしょう。

そんなポジティブな記憶が、いまのあなたの背中を押して「復縁しよう」という気持ちにさせることがあります。または、夫婦のどちらかが病気になってしまうこともひとつのきっかけになるでしょう。

あなたが病気になってしまったときに、家庭内別居で普段口もきかない夫が、あなたのために看病をしてくれたりすることもあります。

逆に、夫が病気になりあなたが看病することになる場合も。

どちらにせよ、これまでの「距離を置いた関係」が、ぐっと動き出すきっかけとして考えられるでしょう。

夫が妻の会話を無視する心理について解説

家庭内別居中に限らず、夫が妻の会話を無視する場面に遭遇することは、決して珍しいことではありません

女性としては「話しを聞いてくれないこと」は、自分の存在自体を無視されていることのように感じるため、非常に腹が立ちますし同時に悲しくもなってしまうものです。

とくにけんかしてしまった場合には、妻からの問いかけにダンマリを決め込んだりする男性もいますし、LINEやメールさえも無視することもあります。この状態続くと、女性としては腸が煮えくり返るほどの強い感情に手が震えることもあるのではないでしょうか。

では、なぜ夫は妻からの声かけに反応を示さず無視をするのでしょうか。

それは「自分を守るため」ということがいえます。男性は頭に血が上ると、行動に出やすい部分があります。

たとえば妻からの言葉で腹が立ち、ついそばにあった灰皿を投げつけてしまったとか、妻に対して手をあげてしまったというような場合ですね。

こうした衝動に身をおかないように、妻からの声かけを無視することは決して珍しくないのです。

また、男性は同時にいくつものことをこなせる能力がとぼしいので、自分が何かに集中しているときは、妻の言葉は耳に入ってきません。

テレビを観ているときに話しかけられても気がつかなかったり、趣味に没頭しているときに話しかけられて怒るようなこともあるでしょう

夫がソファにごろんと横になっていると、妻としては「暇そうにしてる」ようにしかみえませんが、男性の頭の中はいろんなことを考えていることもあります。このようなときも、妻から話しかけても無視をしてしまうこともあるのです。

夫との会話を増やして楽しく過ごす為に妻がやるべきことはこれ

家庭内別居の状態から脱して、どうにか以前のような夫婦関係に戻りたい!と思っていたら、まずは「楽しく過ごす」ことが大切になってきますよね。

楽しく過ごせないのに一緒にいるということは、苦痛以外のなにものでもありません。それは夫も同じ気持ちのはずです。

では、楽しく過ごすために、妻側がやることとしておすすめしたいのは、あなた自身を充実させることです!

趣味の庭いじりをするとか、スポーツをするとかなんでも結構ですので、あなたが笑顔でやることができるものを充実させてみましょう。

そのうちあなたの時間のなかで夫と共有したいできごとが増えていきますので、自然と夫に話しかけるチャンスもできるはずです。

なによりも、妻が楽しそうに生活をしていることで、夫はほっとするようになります

夫のためになにかをしよう!とすると、つい力んでしまい失敗することもありますし、思っていた結果が生まれないこともあります。

夫婦関係を改善したいと思ったのなら、まずはあなたがあなた自身の機嫌をとり、笑顔の多い女性になるといいでしょう。

会話なしの家庭内別居を解消して幸せになる方法まとめ

もしあなたが家庭内別居を解消して、笑顔のある過程に戻したい!と思っているのであれば、ぜひあなた自身が笑顔で過ごすようにしてみてください。

どちらかが不幸になったりネガティブであれば、そのエネルギーは波及してよい結果にはなりません。

しかしどちらかがポジティブエネルギーを保てば、そのエネルギーは夫婦関係によい影響を及ぼすと思うのです。

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