普段と変わらない日常。

いつも通りの生活をしていたら、ある日突然旦那から「離婚したい」と切り出された。

そんな経験をしている女性は、意外に身近にいたりするものです。

「離婚」という突然降ってきた災難を、上手に切り抜けて復縁へつなげる方法について、お話しをしたいと思います。

 旦那に離婚を突然切り出された時にまずやるべきこと

いつものように家のことをこなし、子どもがいれば子どものお世話もして、義理の両親ともうまくやって母親としても妻としてもがんばってきたつもり。

そんなあなたに対して旦那からの離婚宣告は、からだを稲妻が走るかのような衝撃を感じたのではないでしょうか。

これまでこなしてきたことがまったく手につかなかったり、精神状態もボロボロになってしまうのも無理はないでしょう。

けれど、時間はどんな人にもどんな状況でも、変わらずにひたすら流れていきます。

離婚を迫る旦那に対して、あなたがどのような行動に出たら時間を有効活用することができるのか、まずは冷静になって考えてみませんか。

そこで、離婚を切り出されたらすることをいくつかあげていきましょう。

・ひとりで考えすぎないこと。

離婚を切り出されたとき、あなた1人であれこれと考えることは得策ではありません。

下手な言動をすると、後になって後悔することにもなりかねませんから、専門家に相談しにいくことを真っ先に考えましょう。

・離婚をすぐに承諾しないこと。

婚姻関係にありながら、相手が強い意思をもって離婚を望む場合、その思いは生半可なものではないと想像できます。

なにしろ、離婚の手続きや合意に達するまでの流れなど、すべてにおいて結婚するときの何倍もの労力と時間を要します。

それを考えてでも離婚したいという意思があるわけですから、本気で離婚を考えているのでしょう。とはいえ、だからといってあなたはすぐにその申し出に応じる必要はどこにもありません。

離婚は、一方の申し出だけで成立しないものだからです。離婚したくないのであれば、「NO」と言ってもいいのです。

・落ち着いて話し合いの場を持ちましょう。

離婚したい理由をまず聞いてみましょう。その中で、あなたに対してひどい言葉をぶつけてきたりすることもあるかもしれませんが、それに反応せずにまずは「理由」を聞くスタンスで望みましょう。

このときに2人の会話を録音することができるものを用意するといいですね。または、信頼できる第三者に立会いをお願いして、話し合いの場をもつのもおすすめです。

とにかく冷静に落ち着いて対応することが、もっとも大切なポイントだからです。

 旦那に離婚を切り出された時に理由を知るにはどうすればいいのか?

冷静な話し合いを持ったときに、なぜ離婚したいのかを旦那に聞かなくてはなりません。

「おまえが家のことも、子どものこともなにもしないからだ!」と責められるかもしれませんし、義理の両親との不仲を理由に言われるかもしれません。

または性格の不一致を理由に挙げられるかもしれませんね。ちらにしても、相手にとってあなたと人生をともに歩むことは“苦痛である”という認識があるので、離婚の理由はあなたにとってつらいことかもしれないのです。

その理由を知るためには、先ほどもお話ししたように「冷静な話し合いの場」を持つことからはじめなくてはなりません。ふたりだけで自宅の一室で話し合いをしようとしても、理性のタガがはずれてなじりあったりする可能性もあります。

どこかプライバシー保護できる場所を借りて、信頼できる第三者を交えながら話し合いをしましょう。どうしても自宅がいい場合にはそれでもかまいませんが、必ず第三者と録音できるものを用意するのが、今後のトラブルを招かないためにもベストです。

そして、離婚したい理由について旦那が述べたとき、あなたは第三者に「どう思いますか」と意見を求め、それについてもメモまたは録音をしておきましょう。

なお、離婚理由として認められるのは次の通り(順不同)です。

・パートナーの不貞行為(77011号)

文字通り、浮気行為が当てはまります。

・強度の精神病に罹り、回復の見込みがないこと(同条項4号)

うつなどの疾患があり、相手を認識することすら難しく、回復しない可能性が高い場合などが当てはまります。

・悪意の遺棄(同条項2号)

パートナーが結婚生活において役割を果たしてくれない、などの場合これに当てはまります。「同居してくれない」「生活費を渡してくれない」などです。

3年以上の生死不明(同条項3号)

パートナーが行方不明になり、亡くなっている可能性がある場合に、この理由が適用されます。夫婦が健在である場合はこれは適用できません。

・その他婚姻を継続し難い重大な事由があること(同条項5号)

上記の理由に当てはまらない場合、この理由が適用となります。たとえば「性格の不一致」「DV」「極度の浪費」「アルコールや薬物の依存症」などがあげられます。

旦那に離婚を突然切り出された時に原因が浮気している特徴はこれ

離婚したい理由を旦那に聞いたとき、切り出した本人に原因がある場合があります。その多くが「自身の浮気」かもしれません。もしそれが本当の理由だとしたら、理由を聞いたときに“ある特徴”が現われるのを知っておくといいでしょう。

それは、「おまえは悪くないんだ」とか「オレが悪いんだ」といった言葉です。

これといった明確な理由を挙げずに、漠然とこうしたことを言うようであれば、それは旦那本人の浮気が原因としてあるかもしれません。

または、性格にもよりますが“自分の弱みをみせないため”に強気な態度に出るパターンもあります。

やたらと身に覚えのないことを理由としてあげられ、そのうえ「おまえがすべて悪いんだ!」というような言動が出たら、自分自身のマイナス原因を隠している可能性もあるでしょう。

旦那に離婚を切り出されて復縁したいならやってはいけないこと

離婚を切り出され、もしその先離婚することになったとしても、あなたがゆくゆくは復縁をしたいと考えているのなら「やってはいけないこと」を覚えおきましょう。

・旦那の両親に説得をしてもらおうとすること

親に叱られれば考えを変えてくれるかも!と、旦那の両親に事のいきさつを話して説得をお願いする女性がいますが、実はこれが逆効果になるのです。

親は子どもがいくつになろうと、一生親です。子ども(旦那)が不利になるようなことは、よほどじゃない限りないでしょう。

・感情的になること

突然旦那から離婚を切り出されて、「はいそうですか」と冷静になれる人はまずいません。しかしそこで感情的になってキレ出したりするのは、相手の思うつぼ。

余計に「そういうところがイヤなんだよ!」と離婚に向けて、旦那の気持ちが加速してしまいます。

旦那に離婚を切り出されて復縁する方法はこれ

離婚を切り出されても、復縁して元のように夫婦として生きていきたい。そう思っているのなら、旦那の悪口を本人はもちろん、周囲の人に言わないことです。

不思議なことに、悪口は必ず本人の耳に入るものですから、「この人なら大丈夫」と思った人でも言わないほうが賢明です。悪口を言われたほうは、自分のことを悪く言っている人と暮らしたいとは思いませんし、また、周囲も「あんなに悪口言っていたのに復縁したいの?」と理解してもらえません。

理解してもらえないということは、ここぞ!という時に協力してもらえない可能性があるのです。

その上で相手を責めるのではなく、相手のことを認めるという事を意識してみましょう。浮気をしていたとしても、他の理由があったとしても、最終的に彼の事をありのままに受け入れて理解していたという事は、彼にとって大きなインパクトになり、最終的に戻ってくる可能性が高くなります。

また、普段から旦那がやってくれていたことに感謝をしていなく、責めてばっかりで自分ばっかりこんなに頑張っているのに!旦那はなんなの!?と思っている時というのは、離婚を言われやすく、浮気もされやすいのです。

その為、今までやってくれたことに対して感謝を述べてたり、相手のいいところを褒めるようにするだけでも、相手は自分の事をわかってくれたと思う可能性が高く、離婚を思いとどまったり、離婚したとしてもまた戻ってくる可能性が高くなります。

旦那に離婚を突然切り出された時に復縁する方法まとめ

日本において、3組の夫婦がいたらそのうちの1組は離婚をしています。

突然離婚を切り出されると、パニックになって落ち着いていられなくなると思いますが、大切な局面だからこそ「冷静さ」が一番求められます。

離婚することになったとしても、復縁を果たして幸せになっている夫婦もたくさんいます。あなたがそれを目指すのであれば、ここにある内容を覚えておくのも知恵なのではないでしょうか。

おすすめの記事