縁あって結婚したはずのふたり。そのふたりの歯車がいつの間にか狂い、別居をよぎなくされて生活をしているあなた。
原因はなんであれ、もう一度夫と復縁をしたいと願ってはいけど、どうやって復縁したらいいのか悩んではいませんか。
そこで今回は、別居中の夫との復縁に成功するポイントを、いくつかご紹介していきたいと思います。
別居中の夫と復縁するきっかけになるもので多いもの
夫婦の間に何らかの問題が起こり、離婚するのか関係修復をするのかすぐに決めることができない場合や、離婚よりもまずは「冷静になる時間」を優先させる場合に、別居を選ぶことがよくあります。
問題を解決するために別居を選んだ場合は、1度距離を置くことによってお互いが冷静になれるので、復縁する確率は高めのようです。
では、実際に別居中の夫とどういったことがきっかけで復縁するに至ったのか、あげてみましょう。
相手の存在をあらためて実感した
離れて暮らしたほうがいい!と別居を始めたにもかかわらず、いざ1人で暮らしようになると、相手の存在の大きさに気づかされるということがあるようです。
これまで一緒にベッドや部屋で寝ていた人は、1人で眠ることに寂しさを感じるようになったり、電気関係の設定や設置のときに夫の存在の大きさを実感することもあるようです。
また、なんらかの手続き上、夫がいたからこそスムーズに物事が進んでいたということに気がつくこともあるでしょう。
問題そのものが解決した
たとえば、どちらかの両親との折り合いが悪くて、別居に至った場合であれば、その両親との関係が丸く収まる方向になったということがあげられます。
また、金銭的な問題があったのであれば、その金銭面で家計がうまくまわるようにお金を使うようになったといった感じでしょう。
子どもに関する問題もよくあるようです。
これに関しても、別居をしたことによって夫との距離感が保て、冷静な話し合いができた結果、子育てや教育方針に関して合致したということも、きっかけに多いようです。
別居中の夫と復縁するための話し合いで気をつけること
別居している夫と、復縁をめざして話し合いをしようとするとき、いくつか気をつけておきたいことがあります。
それはまず
“冷静に落ち着きをもって話しをすること”
です。
相手の言葉についつい感情的になって、カッ!と放ってしまった言葉が、せっかくのチャンスを台無しにすることはよくあります。
言葉は、簡単に相手を傷つけてしまうことができます。
口から放たれた言葉は、まるで生き物のようにいつまでも相手の心をむしばんでしまうのです。
ですので、たとえ自分が望む言葉が相手から返ってこないとしても、常に心を落ち着かせて数秒深呼吸してから、自分の考えを伝えるようにしましょう。
次に気をつけたいことは
“過去の出来事を蒸し返さないこと”
です。
もし自分が過去の失敗をいつまでも蒸し返されたら、どんな気持ちになるでしょうか。
蒸し返さないためにも必要な「別居」のはずなのに、再び相手の失敗をネチネチと攻撃してしまえば、別居をした意味がなくなりますし、復縁の可能性も低くなってしまうでしょう。
もうひとつ、“意地を張らないこと”です。
話し合いをする中で、自分に非があることを謝らなければ物事が進まない、と感じたときには、意地を張らずに素直に謝罪をしましょう。
また、感謝を述べることがある場合にも、素直に「ありがとう」と伝えるようにしましょう。
何事も意地を張っていては、解決も遠のいてしまいます。
別居中の夫に彼女ができた時の復縁する方法
妻として想定外なのが、別居中の夫に彼女ができたということを知った場合でしょう。
関係修復を望んで別居をしたつもりが、別々に暮らしていることによって夫の気持ちが離れてしまった・・・という現実は、妻の心をひどく傷つけるでしょう。
夫が、本当に別の女性に心を惹かれているのかどうかわからない状況であれば、変に慌てたりする必要はないでしょう。
妻の関心を引きたくて、わざわざ彼女を作る男性もいます。
こういった場合は、冷たく接することで夫は「ヤバイ」と危機感を察知して、その彼女と別れるでしょう。
しかし、別の女性の本気になっている夫がいるのも事実です。
こうした場合は、すぐに答えが出るものではありませんので、長期戦を覚悟しなくてはなりません。
夫と復縁をしたいのであれば、感情的になって夫とその彼女をキーキーと責めるのは得策ではありません。
冷静になれないかもしれませんが、自分の感情をコントロールできるようになるまで、相手の土俵の上にあがるのはやめましょう。
あなたの女性らしさや優しさを、もう一度夫に思い出してもらうために、身なりを整えて言葉使いにも気をつけて夫と交流をしましょう。
そういったことを繰り返しても夫が彼女と別れないようであれば、夫の心情に訴えかけるように静かに悲しさを伝えて、彼女と別れてほしいことを伝えましょう。
男性は、静かに悲しさを伝える女性にどういうわけか弱いのです。
別居中の夫と復縁するためにやってはいけないこと
別居をしているということは、お互いに自分の時間を持ち、相手との距離を作ることによって問題を解決する努力をする、ということを前提としているパターンが多いでしょう。
ただし、この別居において復縁したい場合に「やってはいけない」ということがいくつかあるのです。
■別居期間をダラダラと延ばすこと
別居期間を延ばすということは、自分の時間の使い方が出来上がってくることを示します。
妻という存在がいなくても、自分でできることが増えてくるので、不便さを感じなくなるのです。
「妻がいなくても、生活は快適だ!」と思われてしまっては、復縁の可能性も下がってしまうのです。
復縁をすることを前提とした別居であれば、1年未満の期間におさえるといいでしょう。
■異性を家にあげない
たとえお互いに異性を感じない友人関係だとしても、どこで誰が見ているかわかりません。
「ちょっとお茶でも飲んでいく?」という気軽な誘いも、別居中はやめておきましょう。
復縁したいのに、誰かがその場面を脚色して夫に伝えたとしたら・・・想像するだけでも、おそろしいことになります。
■攻撃をすること
「別居をする羽目になったのは誰のせいよ!」「わたしひとりで子育てして大変なのに!」というように、別居中のストレスや不満、または原因そのものを夫にぶつけるのは得策ではありませんよ。
自分を攻撃ばかりしてくる相手と、また一緒に暮らしたいと思うでしょうか?
■夫に責任を押し付けること
自分にはなにも非がない、という人間はこの世には存在しません。
人は人に迷惑をかけながら生きていますので、夫との別居を通じて自分というものを振り返る時間を持つといいでしょう。
こうなったのはすべて夫が悪い!夫のこういうところもいやだ!という考えは、捨てるようにしましょう。
■復縁そのものを夫に急かすこと
復縁したいがために、「もう一緒に暮らしましょう」など、別居解消を夫に急かすのはやめましょう。
なにごとにも順序というものがあり、とくに夫婦関係については焦らずゆっくりと慎重に進めるのが成功のカギです。
別居中の夫と復縁するきっかけまとめ
夫婦にはいろいろとあるものですから、すぐに別居イコール離婚ということにはならないでしょう。
気をつけたほうがいいことや、復縁のきっかけを覚えておくことで、夫に対してこれまでの自分と違う対応の仕方ができるのではないでしょうか。