遠距離恋愛をしていたカップルが別れる理由は、そのカップルの数と同じくらい様々あります。
その中でも、別れてしまったけれど遠く離れた彼との復縁を願っている女性は、決して少なくありません。
けれど、距離がある上に別れてしまったとなれば、復縁の可能性や方法がわからなくて心がモヤモヤしてしまうのではないでしょうか。
そこで今回は、遠距離恋愛をしていたのに別れてしまったあなたに、復縁に関するノウハウをお話ししていきましょう。
遠距離でお互い好きだけど別れた時の復縁の可能性は?
まず、距離感を関係なく考えていきましょう。
彼はあなたを好き、あなたも彼が好き。この状態はお互いに思いあっている「相思相愛」ということになりますよね。
お互いに好きなのに別れるということは、「好き」という感情がある以上は再び関係が戻る可能性は「ゼロではない」と言えます。
人は自分が好意・好感を抱いているものを「欲しい」と思う欲求がありますし、だからこそ付き合っていたという事実があるからです。
ただし、別れてしまったのには必ず「理由」があるはずですよね。
理由も何もないのに、好きな相手と別れようだなんて思いもしませんし、それを実際に行動に起こすことは考えにくいのです。
ということは、復縁できるかどうかは「別れることになった原因」にスポットを当てる必要があります。
遠距離でお互い好きだけど別れた時の男性心理は?
彼女のことをまだ大好きという気持ちがありながら、別れることを選んだ男性の心理は、いったいどうなんだろう?と女性としては知りたくなりますよね。
自分ではない異性の気持ちは、たとえ付き合ってきた男性であっても丸ごと把握することは不可能なのです。
とはいえ、心理学的なことから考えると、「おおよそ」の彼の気持ちというものを想像することができます。
「好き」という感情と「別れるかどうするか」という結論を天秤にかけた時、「好き」よりも「別れた方がいい」という結論を選んだということになりますよね。
ということは、「好き」だという自分の感情を抑えてまでも“した方がいい”ことが「別れ」だったのですから、心理的には別れに納得していることになります。
では、「好き」という感情はどうなっているのか?という部分が、女性としては最も気になるところだと思います。
男性にとって、別れた時点で「好き」という感情があった場合は、いつまでもその女性のことを好きなままです。
これは男性心理の傾向として大多数が言えることで、別れてもなお美しいままでの記憶で彼女への感情は色濃く残るのです。
ただし、これには条件があって、別れ方が「ケンカ」や「彼女の浮気」などの場合だとちょっと難しくなります。
自分への感情を向けたままの彼女であることが大前提にあり、自分を裏切ったりなじったりする彼女には、反発心が生まれているからです。
遠距離でお互い好きだけど別れた時の倦怠期との見分けかた
お互い、相手に対して嫌悪感のような感情がないにもかかわらず、別れを選んだのだとしたら、それは「倦怠期」が絡んでいるかもしれません。
自分たちの別れは、倦怠期が原因だったのかどうかを知るためには、次の項目をチェックしてみるといいでしょう。
・相手との会話や連絡が減った
・会話が盛り上がらなかった
・彼の前で平気で化粧をするようになっていた
・一緒にいてもつまらなく感じていた
・以前より会う頻度が減っていた
これらが3つ以上あったら、倦怠期だった可能性が非常に高かったと考えられます。
2つ以下だとしても、相手がそれらを重く捉えていたかもしれません。
その場合、倦怠期という認識をはっきりしていなかったにせよ、“なんとなくうまくいっていない”という感情が、彼の中にあった可能性は否定できないでしょう。
気を付けるべきことは、こうしたことが原因で「倦怠期」だったと判断しても、別れるときに「お互いに好き」という感情があったのは本当かどうか・・・ということです。
彼があなたを傷つけまいと「好きな気持ちはあるけど」と前置きをして、別れることを選んだのであれば、それは倦怠期を感じていたことを隠しての別れかもしれません。
遠距離でお互い好きだけど別れた時の復縁の方法は?
遠距離恋愛には、物質的要素として「距離」というものが確実にあります。
距離があるから「なかなか会えない」という現象が生じて、「なかなか会えない」から「不満や不安が起こりやすくなる」わけです。
会えないからLINEや電話で不満や不安を相手に伝えたり、お互いに話し合ったりするのでしょうけれど、実際に顔を見て会話をしないことはパーフェクトな解消は難しいのかもしれません。
こうした「ふたりだけ」の問題であれば、ふたりで解決をしようと向き合えば何とかなるのですが、それがなかなかできないこともあるはずです。
それは、お互いの家族や環境などが問題となって別れた場合です。
この場合には、自分たちがどんなに解消したくても、その原因がある限りは付き合いを継続していくことが困難になってきます。
こうした「周囲が原因」で別れた場合の復縁は、可能性がゼロではないにせよ難しいと言わざるを得ません。
ただし、ふたりの感情のすれ違いなどからきた別れの場合には、復縁することは大いにありうると言えます。
遠距離だから復縁なんて無理なんじゃないだろうか・・と、考えるのは無理もありませんが、物質的な問題を気にしていてはいつまでたっても復縁を叶えることはできません。
遠距離だけれど、彼との関係をこのまま断ち切りたくない!という思いが強いのであれば、復縁するための行動をとりましょう!
彼と別れてから今現在、どの程度の時間が経過しているかにもよりますので、以下を参考にしてくださいね。
1.別れてから1カ月未満
彼と別れてから1カ月経っていない場合は、復縁の話しを持ち掛けてもお互いの問題はまだ何も解決していないはず。
もしあなた側の問題が解決しているのであれば、その旨を伝えてみるといいでしょう。
ただし、すぐに復縁の話しを持ち掛けるのはまだ早そうです。
2.別れてから1カ月以上3カ月未満
あなたに問題があったとして、そのことが解決しているのであれば相手に伝えるのもいいでしょう。その上で「今度お茶でもしない?」と持ち掛けてみて、OKの返事がもらえたら会うのがベストです!
返事が渋いようであれば、まだ時期尚早という合図なので、あと数カ月置いた方が無難と言えます。
3.別れてから半年前後
あなたの問題やその他の問題が解決したことを前提に、彼に連絡を入れるといいでしょう。
「元気?」「最近寒いよね」などと軽い連絡を入れてみるといいでしょう。
彼から返事があれば、そのまま会話を続けてみることで相手の様子が伝わってきます。
その流れで「今度お茶しない?」と伝えてみること。
「え?でも遠いでしょ」など言われたら、「旅行がてらそっちに行くよ」など明るい反応を返してみましょう。
4.別れてから1年前後
別れてから1年前後であり、尚且つ彼とこれまで何のやり取りもしていないのであれば、復縁の光は薄くなりかけています。
それは距離があるがゆえに、相手があなたとの縁はもう終わったと解釈して、新しい彼女を作っている可能性があるからです。
それでも復縁したい気持ちがあるのであれば、アタックするしかありません。
「久しぶり、元気にしてる?」という連絡をいれてみましょう。
思いがけず、彼の反応がいい場合はやり取りをそのまま続けてみることが大切です。
その上で、「今度ご飯でも食べよう」と持ち掛けてみて下さい。
5.別れてから1年以上経過
別れてから1年以上経過した、元遠距離恋愛カップルの復縁成功率は、残念ながら低くなります。
それぞれの土地で自分の生活を営んでいる時間が長いので、好きな人ができているかすでに彼女ができているかなどの、あなたにとっては残念な変化が起きているかの末井が非常に高いからです。
また、復縁するためには最も重要な「大前提」が存在します。
それは「別れたら相手に絶対に連絡をしないこと」というものです。
これを死守できない人は、復縁に対する根性がないのと同じことになりますし、連絡した分復縁は倍以上遠のきます。
遠距離で好きだけど別れた時は復縁の可能性あり?
遠距離恋愛をしていたカップルが、好きな気持ちがあるのに別れてしまった場合の復縁についてお話しをしました。
距離を考えていては、復縁は成功しないことや別れてからどのくらい経っているかなどについても、人それぞれパターンが違うので、あなたと彼の別れた理由と照らし合わせながら少し考えてみましょう。
復縁は思い付きで行動すると失敗しやすいですが、よく考えて計画的に行動すると成功しやすいものです。